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始まり
終わり
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0121 まっちゃん 岡村は努力の天才だ
最近、自分が大好きな芸人の本を読んだ。
それは松本人志の「遺書」と、岡村隆史の「素顔の岡村隆史」。
仕事に対し妥協を考えない姿勢、普段テレビではなかなか語られない「笑い」や「番組作り」に対する熱い思いを知ることができ、大げさながら後世に伝えてもよいと感じる内容だった。業界人だけでなく、一般の方が読んでも思わず唸ってしまうはずだ。
中でも、特に胸に刺さったのが、2人とも挫折や失敗を繰り返し、努力を重ね、今の地位を築き上げたという共通点があったということ。「そんなの当たり前」と思うかもしれないが、画面越しに見ているだけでは感じることができないだろう。
たしかに「ダウンタウン」も「ナイティナイン」もデビュー後、あれよあれよという間にスターの階段を駆けあがり、常にお笑い界のトップとして君臨してきた。それのせいか、我々の目に映る2人の姿から「苦労」や「努力」を感じることができなかったのかもしれない。しかし、それまでにの道のりは決して平坦ではなかったことが本にはつづられており、「苦労」や「努力」という言葉で片付けるのも失礼なぐらいだった。
表舞台で「頑張っていました」なんてダサすぎて言うことなんてないだろうし、本で明かしていることも、決して今までの自分たちを褒めて欲しくて書いているわけではないはず。
私は「われわれはこれだけのことをやってきた。だからたくさんお金をもらっているし、仕事もくる」という、どの世界でも「あたりまえのこと」を、お笑いの世界で例えてあらためて知らされたような気がする。
「ローマは一日にして成らず」というが、「日々の積み重ね」を大御所芸人たちも大切にしていたことで、成功へのチャンスは誰にでも転がっていることを再認識させてくれた。
くっさい言葉がおもわずとび出てしまったが、それだけ読む価値のある本だといことなのだ。
1221 電車の中でリュックを背負うのが迷惑行為?だったら電車乗んな
日本民営鉄道協会が発表した「駅と電車内の迷惑行為ランキング」で、1位に選ばれたのが「背中や肩のリュックサック・ショルダーバッグ」やったらしい。
迷惑行為って言ったやつに聞きたい。
じゃあ、荷物はどうやって運んだらいいんですか?
あなたは電車に乗る時手ぶらなんですか?
あなたはニート?すねかじり?
邪魔なのも分かるけど、それ言いだしたらきりがないから。
俺だって、電車の中での迷惑行為をあげるなら
息が荒い
臭い
列の順番を抜かす
つり革を持つのに必死すぎ
タニシのごとく電車の扉の近くに張り付く
女のぺちゃくちゃ
女の「じゃああまたね」、って言ってからの「またラインするね」「今度はわたしから誘うね」って会話を続ける粘り。
こんなにもある。
でも、自分で勝手に思ってるだけで、実際に「お前臭い。迷惑」って言うわけないし。
それでもめるほうがめんどくさい。
結論は、そんな文句があるなら「電車に乗るな」。
1203 堤下「眠ってしまったの?」
今日会社に行くとお笑いコンビ「霜降明星」がワイドショーに出演していた。前日にМ-1でチャンピオンになり、朝から引っ張りだこだった。個人的には好きでも嫌いでもないが、自分の地元でもある関西のコンビが優勝したというのはうれしいし、誇りだなっと思った。しかし、これが関東だと話が変わってくる。ワイドショーで漫才を披露していた霜降明星に対し会社の人は「これの何が面白いか分からない」と言っていた。笑いの感覚は人それぞれ。全員が全員、面白いと思うのは無理だとわかっているが、その場にいた人間は「面白くない」の一点張りだった。今回の漫才の内容は分からないが、関西と関東の「笑いの差」を感じた。
少し前に会社の人が「関西の番組はハードなことを平気で言うから記事にしにくい」と言っていたことがあったが、それが関西の番組の日常。上沼恵美子やメッセンジャーの黒田が関東で受け入れられない理由も分かる。しかし、明石家さんま、ダウンタウン、今田耕司、東野幸治、フットボールアワー、ブラックマヨネーズなど関西出身のそうそうたるメンツが今も多くのレギュラー番組を抱えている。今の時代、関西の芸人がMCをしていても違和感を感じる人は少ないだろう。関東では、マツコ、有吉、オードーリー、クリームシチューが多いのだろうか。これだけ見てもやはり毛色が違う。
今年ブレイクした千鳥なんかまさにそう。関西ではレギュラー番組を何本も抱える売れっ子芸人だったが、関東ではその笑いが受け入れられるのに数年かかった。関西の芸人たちは「なんで売れないんだろ」と疑問に思ったほど。関東と関西のお笑いはもはや文化の違いといっても過言ではない。これまでのM-1のチャンピオンを見ても、ほとんどが関西出身のコンビ。関西の笑いのレベルの高さがうかがえる。